ギャラリーでは、国内外のすでに高い名声のある写真家の企画展を実施するほか、ギャラリーディレクターの海外レビューあるいは国内のレビューから、新進の写真家のプロジェクトを企画展にて開催しています
Gallery TANTO TEMPOのプログラムの大きな特徴は、強いレビュー力と言えるでしょう。海外の写真祭やレビューを通して様々なあたらしい表現を探すこともとても重要な写真の活動と言えます
現代は写真集の時代とも言えます。作家の活動の最終目標が写真集出版にシフトする中、写真集ブームというべき状況が生まれてきています。すぐれた写真集を見いだすこと、すぐれた写真集を作ることも重要な写真の活動と言えます
CUPS OF COFFEE WITH ARTISTS IN A YEAR
PRINT COLLECTIONS AFTER ESTABLISHMENT
SATISFIED CLIENTS
MEETING PHOTOGRAPHERS IN A YEAR
2006年、アパレルからアートに華麗に転身。2008年の開設以来、ギャラリーの屋台骨を支えています。Gallery TANTO TEMPO代表。写真コレクター
2008年よりギャラリーディレクターに就任。最近は世界的なフォトレビューイベントのレビュワーや審査員に選出されるなど、活動を高めている。公立病院医師
Gallery TANTO TEMPOが運営する写真集出版社、うたかた堂の若き編集者。写真集フェアなどにはひとりでポツンと参加することあり
Gallery TANTO TEMPOのインターンスタッフ。デザイン担当。将来はデザインオフィスを立ち上げる予定
写真は今、ここ日本で、その作り手と受け手のバランスがとても偏っています。
活況のカメラ産業を土台に、写真を撮影する人たちが驚くべき数にまで増えている一方で、写真作品を買う受け手になる人や資金は欧米ほど豊かではありません。これには様々な理由がありますが、まず挙げられるのが西洋美学を礎としたアートの価値について、日本人が無知であるということがあります。また、一般的な消費の構造の中にアート作品を当てはめる時、アート作品が一般的な商品に比べて魅力に欠けるという現実が見えてきます。
アートの受け手を増やすには、作り手が努力をしてすぐれた作品を作るだけではなく、一般社会にアートの魅力を伝えていく必要があります。Gallery TANTO TEMPOでは、単に美しいという理由だけで作品を提示するのではなく、社会に対してメッセージ性の強い作品を届けることで、受け手がアートに興味を持つようなプログラムを作ってきました。また、アメリカやヨーロッパ、アジアの写真祭やレビューを体験することで、この時代においてどのような作家像、作品が求められているのかを研究することで、作り手のチャンスを広げる活動を行っています。
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